2018.03.07更新

やはりというか、じりじりと高齢化は進んでいるようです。
都心部ではまだ若者は潤沢ですが、郊外の住宅地で子供の遊ぶ姿はあまり見かけなくなりました。とある新書本の帯に、「2年後2020年日本人女性の半分は50歳以上に」と衝撃的な言葉がありました。
空き家の問題も出てきているようで、ぽつりぽつりと我が家の周辺にも見受けられてきています。私の実家は北海道にあるのですが、予備軍(群)になりそうで心配の種です。積雪対策で頑丈に作っているのですが、駅からは幾分離れていますし、玄関に階段があるなどバリアフリーからは程遠く、高齢の両親が住み続けていられるかどうか。もちろん需要は期待できません。
 総務省の平成25年の統計では日本全体で空き家率13.5%、埼玉県だと10.6%で、この数字は増えることがあっても減ることはないでしょう。
実家から車で30分ほどのところにある先祖のお墓も今後の悩みの種になりそうです。
どんな解決策があるのか、最近は同じような経験を持つ先輩や友人、それに加え患者さんからも少しずつ情報を集めている次第です。

 

新所沢公園前クリニック 森田昌宏

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2017.12.19更新

我が家も、そのテリトリーとする地域猫ブラッキーは

その名の由来どおり、全身真っ黒な毛で被われた若いオス猫です。
一年前、傷だらけの、まだら毛の、痩せこけた、貧相な猫でした。
数メートルの暗闇の向こうから、他の地域猫が食べる姿を、声も出さず、ただヨダレを垂らして、にらみつけているだけの猫でした。
どんなに空腹でも、気を許さない野生猫。
その姿があまりにも切なくて、知り合いのNPO、通称猫大使に、
急いで去勢をお願いしました。
それから一年。
見て下さい。黒々とした毛並みの艶々。しっかりした足腰。
今では彼は、堂々とこの地域のボス猫になりました。
そして今は、ニャー、ニャーと甘えた声で現れます。
いのちは本当にいとおしいもの。
ただし、相変わらず周囲への鋭い警戒の眼は怠りません。

所沢秋津診療所  平林多津司

 ブラッキー

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2017.11.09更新

昨年の調査(日本)では、魚類や鳥類なども含めて何らかのペットを持っている家庭が三分の一あるそうです。その中犬は最多で14.2%、猫は9.9%でした。しかし年々犬は減少傾向、猫は増加傾向で、近いうちに犬と猫が逆転しそうです。犬は世話がかかるのと、高齢者の家庭では散歩が大変、というところでしょうか。

古くから人々は、愛玩動物と暮らしてきました。アニマルセラピーの効能はよく知られていますが、犬または猫を飼っていると、66%の家庭で“家族の会話が増えた”というデータがあります。また不安神経症のリスクを減らし、血圧が安定して心疾患を持つ患者の1年後の生存率が上昇したそうです。Medical News Todayに、動物が身近にいると、特に小児では、アレルギーのリスクが下がるとの報告がありました。これは衛生仮設を支持するものかも知れません。様々な「ペット効果」がネットでにぎわっておりますが、いずれも複雑な要素の入り込む調査ですから、信頼できるデータとするには、細やかな分析が必要かと思います。しかしペットが生活の場にいると、自然に笑顔になるのは確かでしょう。我々が訪問する介護施設で、子犬を飼っているところもあります。往診先のお宅に、でっかい猫がドデッと座っている光景は、忙しい中でもしばし心温まる光景です。ベッドに寝ているお年寄りの幸せ度が、少し高いように思いました。
我が家には猫が二匹います。8歳のタマ(茶トラのオス)と6歳のフク(三毛のメス)です。両者とも保護猫ですが、タマは生後4カ月まで獣医さんのところで大切に育てられ、フクは生後1カ月未満(獣医さん推定)で、顔中目ヤニにまみれて運ばれました。殺処分寸前で拾われたようです。獣医さんの指導の下、猫ミルクで育ちました。性格は大違い、おっとりしたタマとすばしっこくて元気を持て余すフクは、その後仲良く一つ屋根の下で暮らしています。両者とも、今や我が家の存在感ある家族です。夕食後のひと時は、この子たちとの一日分の濃厚な交流の時間で、性格の違いを楽しんでいます。猫は“家”が好きです。いつも家族と一緒にいたい。タマは休みの日など、家じゅうどこへでもついて回ります。活発なフクは、探検大好き。季節になれば、蝶やトカゲを追いかけて、時には小鳥を捕まえてきたこともあります。引き離して逃がしましたが、手負いの体で何とか生き延びてくれますように。我が家には、猫窓がいくつかあります。そのくぐり方が、性格を表しています。フクはダダ―と飛び込み、前足でハッタと止まってバーッタリ、歌舞伎役者が花道の七三で大見得を切るポーズ!一方タマは、前足をそっと忍ばせ、あたかも茶室の躙り口を、品を作って忍び入る風情。
動物の心を科学する分野は京都大学のお家芸ですが、近年猫の心理分析に取り組んでいます(CAMP-NYAN)。チンパンジー、オランウータン、犬、ラットの研究はすでに行われていますが、猫の本格的な研究は始まったばかりとのこと。餌やおもちゃで釣ろうとしても、気が向かなければそっぽを向く猫は、研究しにくいことでしょう。
猫を可愛がる人は結構いるようで、今年は猫ノミ騒動が何件かありました。猫ノミは、一見それとわかる特徴的な症状です。たまらない痒さで、かきむしりながら受診されます。ご本人も猫ノミであろうと充分自覚しておられるのですが、なぜかニコニコ、仕方ないなあといった様子で、猫ノミ退治とご自分の治療に励んでいただきました。
“自分の気持ち”で行動する、とっても気まぐれな猫。犬のように、お手もお座りもしませんが、その魅力は何でしょう?“人の顔色を見ないこと”、あくまで自分に正直で、“忖度しないこと”が私には魅力です。タマは、甘えたくなると、啼き続けて注意を惹きます。やっと仕事が終わり、早く一息つこうと夕餉の支度で忙しい時でも、自分に注意が向くまで要求し続けます。根負けして手を休め、しばらく抱きしめてあげると、満足してそばの椅子に座をて占め箱を作ります(香箱座り)。ヒトとネコ、異種の生物が通じあっている、と感じる至福のひと時です。

おうえんぽりクリニック 並里 まさ子

neko

 

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2017.09.12更新

新理事就任の挨拶と新たに医師会に入会された3名の先生方のプロフィールを掲載しました。先生方の今後のご活躍を期待します。

「シリーズ、私の診療」が最終回となります。わかりやすいコンテンツをありがとうございました。リレーエッセイ第6回目は、70年代後半のポピュラー音楽が楽しく語られています。さらに仏像シリーズが寄せられました。研究の成果が報告されています。

学術・報告のページには6月と7月に実施された所沢市医師会学術講演会、認知症ネットワーク交流会、所看・所準便り、親睦ボウリング大会、広報情報委員会納涼会の様子を掲載しました。最後は定期理事会の議事録を掲載しましたのでご関心のある方はご一読ください。

第375号も盛りだくさんの楽しい記事が満載です。是非、お読み頂けます様、お願い申しあげます。

 

文責
ひろせクリニック 院長
廣瀬 恒

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2017.03.21更新

3月は春。

私の温室では春を告げるサボテンがあります。「雪光」です(写真1)。
白い細かい針の中から真っ赤な蕾を出してきます。
この蕾を見つけるともう春です。
もう少し春が進むと写真2です。「宝山変種」です。ちょっと気難しい品種です。
もう春になりました。
サボテンの一人娘のような花
                        

ひかり耳鼻咽喉科クリニック  村上光伸

雪光(写真1)

雪光2(写真2)

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2017.03.13更新

今年はA型インフルエンザが大流行しました。例年に比べて軽症であったものの、ワクチン接種者でも遷っているなど感染力が強かったという印象を持ちました。
このA型インフルエンザは2月前半がピークで3月に入って殆ど鎮静化していたのですが、今週初め、B型インフルエンザに感染した児童が受診し、聞けば、彼の通う市内の小学校ではB型が流行しているとの事でした。
A型が流行しB型がその後に流行するというパターンは例年通りです。もうすぐ学校が休みになる事を考えると、このB型の流行期間は短く小流行で治まるでしょう。

けやき内科
西脇正人

 インフルエンザ

インフルエンザ検査
B型インフルエンザ陽性判定(Bの下の薄らとした赤いバンド)

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2017.01.04更新

 会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。多事多難な世情ですが、今年こそ平穏無事な1年であって欲しいと、切に願わずにはおられません。

さて表題の件ですが、私の加齢に伴う様々な身体の衰えに対する対策で、数少ない成功例の一つとして紹介したいと思います。
 50歳を過ぎた頃でしょうか。加齢に伴う様々な身体の不調を自覚するようになりました。最初はカルテの字が見えにくくなり、五十肩で苦しんだ後、やがて髭を剃った後の皮膚の荒れ、踵の角化亢進とひび割れ、最近では身体の冷えと夜間頻尿、そして難しい本を読む気力の減退と、一々数え上げたらきりがなく、心も滅入ってしまいます。いろいろと対策をするのですが、なかなかうまく行きません。そのなかで数少ない成功例の一つがオリブ油による「踵ケア」でした。
 50台の半ば頃からだったと思いますが、踵のひび割れや角化に悩むようになりました。風呂に入ったときに軽石でこすったり、湯上がりにワセリンを塗ったりと種々試みたのですが、一向に改善することなく、年ごとに悪化しました。まるで正月を過ぎた鏡餅の表面のようひび割れ、カサカサ、ガリガリ、血が滲んだり、また靴下やシーツに引っかかったりと、この上なく不愉快な思いをしていました。踵だけではなく、足の甲の皮膚にも角化と亀裂が目立ってきました。万策尽きて、何とかならないかと思案したときに、ある方法を思いつきました。それは、アトピー性皮膚炎や湿疹のひどい子ども達に勧めていた、入浴前の第3類医薬品「オリブ油」の塗布です。大した期待はしていなかったのですが、やってみるとあれほど長年苦しんできた踵のひびが3〜4日ほどでほぼ完璧に治ってしまいました。若かりし頃のツルツル、つやつやの踵に戻っていたのです。思わず叫びました「これは奇跡の踵だ!」。
 入浴前のオリブ油塗布は、もともと患者から教えられた方法でした。8年ほど前のことです。四日市市に住んでいる3歳ほどの女のお子さんで、母親の実家が所沢ということで春休みや夏休みなどに遊びに来ていて、風邪を引いたときなど私の診療所を受診していました。その子はアトピー性皮膚炎がありました。ちょっとひどいなと思うこともありましたが、当院ではそれに対してとくに薬は出していませんでした。ところが、ある日久しぶりに当院を受診したときに、アトピー性皮膚炎が著明に改善していたのです。母親に「何か試したの?」と聞いたところ、「地元の皮膚科医に勧められて入浴前にオリブ油を体全体に塗ることにした。そしたらずいぶん良くなって、今では保湿剤だけでステロイドも必要なくなった。」ということでした。これは頭をガツーンと殴られたような衝撃でした。日頃から乳幼児のスキンケアについて、文献を読み、研究し、試行錯誤もしてきたのですが、このようなスキンケアはまったく考えもつかないことでした。しかしよく考えてみると、それはとても理にかなっているように思えました。皮膚のバリア機能は角質層によって維持されていますが、その機能を充分に果たすにはその表面を被覆する皮脂と角質細胞の間隙を埋める細胞間脂質がしっかりと存在していることが必要です。お湯に入れば皮膚からの油分が失われますし、ましてや石けんで洗えば相当程度に無くなります。入浴前に油を塗っておけば、その喪失が抑制され、結果としてバリア機能のダメージも最小限に抑えられます。私はさっそく当院の患者にこの入浴前オリブ油塗布を勧めてみました。その結果、相当の患者に良い感触を得ました。
 そこで2012年に湿疹を主訴に受診した5歳以下の患者にこの方法を勧め、毎日の実施状況と皮膚の状態を記録し、2週間後に患者の状態と保護者の感想を記録する調査を行いました。18例の登録で12例から調査票を回収でき、有効は7例(58%)、無効は5例(42%)でした(2013年 第12回東北外来小児科学研究会、第301回所沢小児科医会で発表)。期待した程には有効率は高く無かったのですが、費用もかからず、副作用のない方法なので、充分に試みる価値はあると思いました。そこで石けんの不使用や通常の保湿で改善しない患者には、入浴前のオリブ油、あるいはワセリン塗布を勧めました。相当数の患者からは、とてもよくなったと感謝されました。
 そのようなこともあって、いわば窮余の一策で自分の踵に試したところ、劇的な効果を得たのです。もう一つ嬉しい効果もありました。それは長年悩んでいた足の水虫(白癬)も完治したのです。毎年夏になると決まって趾間の皮膚がただれ、抗真菌剤を塗布して暫くよくなってもまた再燃する、そんなことをずっと繰り返していたのですが、オリブ油でしっかりと趾の間もケアするようになってから、まったく再燃しなくなりました。驚きの効果でした。最近では、母親に入浴前オリブ油塗布の説明をする時、靴下を脱いで私の足を見せ、「このようにするとこんなに良くなるんだ。」というと、大抵のお母さんは「うわー、奇麗、つやつや、私の踵よりいいわ!」と言います。踵でお悩みの方は是非、試みてください。写真に最近の足の状態を提示します。踵

 オリブ油は日本薬局方の第3類医薬品に分類され、効能効果として「皮膚の保護、日焼け炎症の防止、やけど、かぶれ」が記載されています。成分はオリブ油だけで添加物や保存剤は含まれていません。健栄製薬株式会社、小堺製薬株式会社でされており、薬局で購入できます。踵のカサつきに悩まれている方は、是非お試しください。オリーヴ

くさかり小児科  草刈章

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2016.04.12更新

4月10日(日曜日)は所沢市医師会のゴルフコンペでございました。 桜の満開は少し過ぎてしまいましたが、所沢市医師会会員の先生方、老いも若きも、ゴルフが上手な先生もそうでない先生も最高の天気の中楽しくゴルフをしてまいりました。 所沢市医師会では色んな機会を通じて会員の親睦に努めております。 

所沢市の医療に貢献したいという思いは皆一緒で、とても仲がいいのです。tmg6

さて、この中に患者様方のかかりつけ医はいましたでしょうか?

文責:わかさクリニック 黒河圭介

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2016.03.28更新

所沢市医師会は、2年ほど前に一般社団法人となりまして年に何回かの会員総会を開催しております。 今日、3月26日はその社員総会でございました。重要事案を審議しその後懇親を深める懇親会が行われたのでございました。

文責  所沢市医師会理事 黒河圭介

総会写真2総会写真2総会写真3

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

2016.03.23更新

患者様が、医療機関におかかりになって、診療、検査、注射、投薬、手術などをお受けになったときの値段を定めているのが診療報酬です。 診療報酬は2年に一度見直されることになっており、時代に合った制度になっております。 平成28年4月1日はその診療報酬改定の時期に当たります。 診療報酬改定に先立って3月22日医師会保険担当理事から会員、会員施設の職員を対象に診療報酬改定の研修会が行われました。診療報酬改定説明会

このたびの診療報酬改定の骨子抜粋は次のようになります。

・かかりつけ医のさらなる評価

・質の高い在宅医療・訪問看護の確保

・医療技術の適正評価 (モノからヒトへ)

・医療従事者の負担軽減・人材確保

・他職種連携の取り組みの評価

・患者様が安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるための取り組み


・後発品の使用促進

・緩和ケアーを含む質の高いがん医療

・認知症患者様への適切な医療

などなどです。 団塊の世代の方々が後期高齢者となる2015年に向かって、地域包括ケアーシステムを構築することが最終目標となっております。 ご不明な点、質問などは、どうぞかかりつけの医師にお聞きください。


所沢市医師会 保険担当理事 わかさクリニック 黒河圭介

投稿者: 一般社団法人所沢市医師会

前へ
医師会からのお知らせ 救急・夜間診療医院を探す 医療機関を探す 感染者情報について 所沢看護専門学校 所沢准看護学院 決算報告書 会員専用掲示板
新規開業の医院様へ